飛騨の牙
最近 小説らしい物を読んだことがなかったのだが 峰隆一郎の「飛騨の牙」を図書館で借りて呼んだ。
峰隆一郎って 初めて聞くのだが 著書が多い。
現代サスペンスも沢山在る。
時代物が面白そうと言うことで 適当に選んでみたけれど 珍しく一気に読んでしまった。
なんと言うか 殺人鬼ですが そこにはそれなりの信念を持って 人を切っているわけです。
が 何とまぁ その描写のすごいこと。
読んでいて、気持ちが悪くなりそう。
そう言った事は別にして 興味深いのは木刀の修行、つまり剣道と実践は違う。
いくら剣道で上級者になっても 実際 人を切るという事になると虚の技術では全く役に立たない。
勝つか負けるかの世界と 生きるか死ぬかとの違い。
木刀稽古で人は切れないと言う事
2~3年は習っても あとは自分で磨かなければならない
ふむふむ 本当に納得した次第で。。
しかし著者は 小説を書くために いったいどれくらの資料に 目を通したのだろうと思ってしまう。
すごい
そしてどんな内容であろうと 人を引き込む文章が書けるってことはすばらしい。
文章書くのって 苦手なんだなぁ
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